丸川氏、選択的夫婦別姓でたびたび答弁拒否「反対かどうか答えられない」

2021年3月3日 19時11分
参院予算委で答弁する丸川男女共同参画相=3日午後

参院予算委で答弁する丸川男女共同参画相=3日午後

 社民党の福島瑞穂党首は3日の参院予算委員会で、選択的夫婦別姓について、丸川珠代男女共同参画担当相に「なぜ選択的夫婦別姓に反対なのか」と聞いた。丸川氏は「個人の考えを述べるのは遠慮したい」「反対かどうかは答弁できない」など繰り返し答弁を拒否し、審議はたびたび中断した。
 自民党の国会議員有志が今年、選択的夫婦別姓制度導入に反対するよう求める文書を地方議員に送っている。丸川氏も名を連ねていて、男女共同参画担当大臣としての資質を問う声が上がっている。
 福島氏は「なぜ選択的夫婦別姓に丸川さんは反対なのか」と質問すると、丸川氏は、国際女性デーにちなんだ質問だとした上で、「私の考えは考えとしてあるが、私の考えを脇に置いてでも国際社会の理解を得る努力をまずしないといけない」と明確な答弁を避けた。
 福島氏は重ねて「なぜ選択的夫婦別姓に丸川さんは反対なのか」と計8回追及したが、「大臣として反対したわけではない」「大臣として賛成反対を述べることで議論を誘導することはしたくない」と拒否した。
 福島氏は「菅総理、上川(陽子・法務)大臣も夫婦別姓に賛成とかつていってますねということで答弁している。丸川さんだけがなぜ反対なのか答えないのはおかしい」と指摘。
 かつて反対した理由を質問すると、丸川氏は「家族の一体感について議論があって、これは家族の根幹にかかわる議論だなという認識をもったからです」と答弁した。

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