東京五輪、海外からの観客なしで調整へ 5者協議で方向示す

2021年3月3日 21時47分
東京五輪・パラリンピックの開催に向け行われた5者協議。(左から)東京都の小池百合子知事、大会組織委の橋本会長、IOCのバッハ会長、IPCのパーソンズ会長、丸川五輪相=3日午後、東京都中央区(代表撮影)

東京五輪・パラリンピックの開催に向け行われた5者協議。(左から)東京都の小池百合子知事、大会組織委の橋本会長、IOCのバッハ会長、IPCのパーソンズ会長、丸川五輪相=3日午後、東京都中央区(代表撮影)

 東京五輪・パラリンピックの新型コロナウイルス感染症対策を巡り政府、東京都、大会組織委員会、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)の5者が3日、オンライン形式で協議した。海外からの観客受け入れについては変異株を懸念し、見送る方向で調整を進める。聖火リレーが始まる25日の前に正式に判断する。また、観客数の上限をどうするかは4月中に決める。
 協議後、丸川珠代五輪相は報道陣に「変異株の状況は予測しがたい。外国からの観客については慎重な判断が必要だ、と私から申し上げた。反対意見はなく、理解されたと思う。安全・安心な大会運営が最重要で、緊密な連携を確認した」と話した。
 組織委の橋本聖子会長も海外からの観客について「変異株は慎重に検討していくべき問題。国民に不安があり、安全・安心を実感できなければ難しい」と懸念した。
 協議は小池百合子都知事、バッハIOC会長、パーソンズIPC会長も出席。冒頭のあいさつをのぞき、非公開で行われた。
 バッハ氏は「最も重要なのはコロナ対策。選手だけでなく全ての都民、日本国民にとって安全安心な大会でなければいけない」とあいさつ。橋本氏は森喜朗前会長の女性蔑視発言を受け、「ジェンダー平等の具体的な取り組みを1つでも多くしたい」と強調し、表彰式で選手にメダルを授与するスタッフを男女同数にする提案もした。(原田遼)

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