ソメイヨシノ発祥の地 駒込の日本酒「染井櫻」20年 春分の日発売、予約受け付け

2021年3月4日 07時22分

グラスが付いた染井櫻の3本セット

 ソメイヨシノの発祥の地とされる豊島区駒込で、地元の商店街が中心となって考案した純米吟醸酒「染井櫻(そめいざくら)」が発売から二十年目を迎えた。春分の日(三月二十日)の発売を前に、購入予約を受け付けている。
 ソメイヨシノは江戸末期から明治初期にかけて、染井村(現在の同区駒込)の植木職人が全国に広めたといわれている。
 染井銀座商店街振興組合は、発祥の地をPRして町おこしできる酒を開発しようと全国の蔵元を巡った。その中で出会った浅舞酒造(秋田県横手市)の醸造で、二〇〇二年に誕生した。
 全国から問い合わせがあり、これまでに累計十万本以上を販売。地元では、染井吉野桜記念公園(駒込二)にワシントンからソメイヨシノが里帰りするなど、さまざまな取り組みが進んだ。
 同組合など地元の人たちでつくる実行委員会の担当者は「当初はこんなに続くと思わなかった。地元を伝えたい思いはぶれなかった」と振り返る。
 染井櫻は浅舞酒造が造る優しい味わいの「淡いにごりタイプ」、鳥取県琴浦町の大谷酒造によるスッキリとした飲み口の「爽快辛口タイプ」があり、いずれも一本五百ミリリットルで千二百五十円(税抜き)。
 埼玉県の麻原酒造の純米酒(三百ミリリットル)とグラスを組み合わせた三本セットは、三千八百円(税抜き)で限定三百組に販売する。
 予約は専用サイトから、十日ごろまで。販売店も掲載している。「染井櫻」で検索する。問い合わせは、染井櫻実行委員会事務局のKIWA=電03(5974)1171=へ。 (中村真暁)

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