<東日本大震災から10年 つながるつなげる>東北の「うまいもん」 買いにきて! 8日まで横浜高島屋で物産展

2021年3月4日 07時29分

自信作のカキフライを見せる「かき松島こうは」の桜井さん=横浜市西区で

 二〇一一年三月の東日本大震災から十年の節目が近づく中、特に被害の大きかった岩手、宮城、福島県の名物料理などを集めた物産展「みちのく いいもん うまいもん」が三日、横浜市西区の横浜高島屋で始まった。八日まで。
 三県の水産、農産加工業者など約四十店舗が出店。岩手のずんだ、宮城の仙台牛、福島の海鮮など、現地の特産品を生かしたメニューが並ぶ。
 宮城県松島町のカキ専門店「かき松島こうは」はフライやオイル漬けを販売。震災で町内の二店舗のうち一店舗が使えなくなり閉店を余儀なくされたが、新たに二店舗を出店し、再起の日々を歩んできた。オーナーの桜井敏晶さん(57)は「震災前に比べ、観光客は減ったまま。宮城にはこんなにおいしいものがあると知ってもらいたい」と願う。
 「牛タン入りつくね」を販売するのは同県石巻市の「ヤマサコウショウ」。水産加工品の製造販売が中心だが、津波で工場二カ所が全壊するなどし、従業員にも犠牲者が出た。工場の泥かきから再興してきた中、「宮城のことを知って笑顔になってほしい」と県名物の牛タンを使った新商品を開発したという。
 八階催会場で午後七時(最終日は午後五時)まで。問い合わせは横浜高島屋=電045(311)5111=へ。 (杉戸祐子)

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