震災と原発事故を忘れない 3月12日に東京でアニメと歌の集い

2021年3月4日 12時51分
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を忘れないための催し「動く紙芝居と歌声の集い」が12日、渋谷区代々木の「こくみん共済coopホール/スペース・ゼロ」で開かれる。原発事故で避難を強いられた福島県浪江町の人々を描いたアニメ2本が上映され、歌声喫茶「ともしび」のメンバーらが歌で犠牲者への鎮魂の思いを込める。
 震災を風化させないために活動している、まち物語制作委員会(広島市)とともしびの共催。元東京交響楽団首席チェリストのベアンテ・ボーマンさんが演奏する他、ともしびメンバーらが「見上げてごらん夜の星を」や4月に閉校する浪江小の校歌などを歌う。
 上映されるアニメは、原発事故で津波被災者の救助を中断せざるを得なかった消防団員たちの苦悩を描いた「浪江町消防団物語『無念』」と、介護施設の避難の物語「私は帰らない」。
 新型コロナ感染対策で定員200席と通常の半分以下。客席で歌えないが、浪江町出身でともしびメンバーの吉田正勝さん(66)は「心の中で口ずさんでもらえれば」と来場を呼び掛けている。
 開演は午後2時、入場料2500円(事前申し込みは2000円)。会場は新宿駅南口から徒歩5分。問い合わせは、ともしび事務局=電03(6907)2731=へ。(小川慎一)

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