コロナ禍の珍事 誤って欠席者の席に…マスクのせいで試験監督も本人確認で気付かず?行政書士試験で合格者を不合格に

2021年3月5日 07時10分
 都は四日、昨年十一月に実施した本年度行政書士試験で、誤って欠席者の席に座って試験を受けた男性について、合格点に達していたにもかかわらず不合格にするミスがあったと発表した。都は「受験者がマスクを着用していて、本人確認で気付けなかったのかもしれない」と、コロナ禍ならではの「珍事」に困惑している。
 都によると、この男性は受験番号の末尾二桁が「34」番だったが、試験に欠席した同「43」番の席に座ってしまった。さらに自身の答案の受験番号欄に、机上に記されていた「43」番を記載したという。男性は合格基準に達したものの、都から試験事務を委任されている行政書士試験研究センターが一月末、そのまま「43」番を合格とした。
 男性は、二月になっても合否の通知が来ないことから、センターに問い合わせて発覚。都は欠席者の合格を取り消し、改めて男性を合格とした。
 都によると、本来は試験監督が、会場で受験票の顔写真や答案に書かれた受験番号などを照合する決まりだった。センターは「確認が不十分だった」としており、都は再発防止策に取り組むよう指示した。 (小倉貞俊)

関連キーワード

PR情報

東京の新着

記事一覧