<新型コロナ>「緊急事態」延長へ 「仕方ない」「仕事心配」 飲食店関係者ら、ため息

2021年3月5日 07時15分
 千葉など首都圏一都三県に発令中の新型コロナウイルス緊急事態宣言が二週間程度延長される見通しとなったことに、県民からは「仕方がない」「仕事が心配」などの声が上がった。
 市原市の高校一年島野夏帆さん(16)は「延長は仕方ないと思うが、ここまで続くと飲食店中心の自粛だけでは感染者が減らないのではないか」と疑問を呈し、一緒にいた同級生の泉水美沙希さん(16)も「遊びで遠出ができない日が続くが、感染者が一日五十人ほどの日が続くまで宣言を終わらせない方が良い」と語った。
 鋸南町の会社員飯島めぐみさん(37)は「宣言が解除されると、大勢の人が訪れるようになる。正直怖い」と話す一方、「民宿など大打撃を受けている業種もある。延長するからにはしっかり支援を」と話した。
 一方、柏市の会社員楠本慶彦さん(33)は「昨年と比べ、今回の宣言期間はさほど人出が減っていないようなので、延長しても大きな効果は期待できない」と懐疑的だった。
 時短営業要請の対象となっている飲食店関係者からは不安の声が相次いだ。
 県庁や県警本部にも近い居酒屋「手羽市本千葉店」(千葉市中央区)では店内飲食は午後八時までに限定している(テークアウトは除く)が、一月以降の売り上げは例年の三〜四割にとどまり、男性店長は「これからは歓送迎会シーズンなのに、まったく期待できない」とため息をついた。
 県内陸部に住む飲食業に勤める四十代のアルバイト女性は店が休業中で給料補償を受けているが、「休業がさらに続き店の経営にも影響が出そうで、解雇されないか心配」と話した。 (中谷秀樹、堀場達、山口登史)

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