<新型コロナ>医療従事者へのワクチン優先接種、埼玉県で開始

2021年3月5日 07時16分

ワクチン接種を受ける医療スタッフ=戸田市の公平病院で

 医療従事者に対する新型コロナウイルスワクチンの優先接種が四日、埼玉県内で始まった。専用の仮設病棟でコロナ患者を受け入れている戸田市の公平(こうだいら)病院では、医師や看護師ら十人のスタッフが接種を終えた。
 公平誠院長らが予診票を記入し、問診を受けてから接種。その場で十五分間待機し、経過観察した。女性看護師(46)は「ワクチンを打てば絶対に発症しないわけではないが、安心感にはつながる」と話した。
 同病院では約百人のスタッフが順次接種する。公平院長は「防護しても常に感染の恐れはあり、ワクチンで発症の確率が低くなればいい。高齢者などへの接種が進むことで、医療提供体制に余裕が生まれるよう期待したい」と語った。
 優先接種の対象となる県内の医療従事者は約二十三万人。ただ、三月中に届くワクチンは現時点で約四万人分にとどまる。高齢者向けの接種は四月開始を見込んでいる。 (近藤統義)

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