<新型コロナ>公務員男性ら感染 川崎市発表 高津・幸の男女は重症

2020年4月17日 02時00分
 川崎市は十六日、市外の自治体に勤務する中原区の三十代の公務員男性ら市内外の男女十三人が、新型コロナウイルスに感染しているのを確認したと発表した。市は男性の勤務先を明らかにしていない。高津区の五十代パート女性と幸区の四十代会社員男性が重症で、他の十一人は軽症。市が感染を確認して発表したのは計百五十四人になった。
 市によると、高津区の女性は七日に熱とせきが出て、十日に市内の医療機関を受診し、十三日に入院した。幸区の男性は四日に熱が出て、六日に医療機関を受診後、十一日に救急搬送されて入院した。
 麻生区の五十代主婦と中原区の八十代女性、宮前区の八十代男性は、それぞれ家族に患者がいた。高津区の四十代会社員男性は、東京都内の勤務先に患者がいた。他の九人は感染経路が分かっていない。(大平樹)

◆発熱後に宿泊、陽性判明 中原のホテル

 宿泊者に新型コロナウイルスの感染者がいたとして、川崎市は十六日、中原区木月祇園町の市国際交流センターホテルを同日から休館したと発表した。施設の消毒などのため、当面の間は休館を続ける。
 市によると、宿泊者は市が十六日に発表した市外自治体勤務の三十代男性公務員。五日に熱などの症状が出て、六~十二日まで同ホテルのシングルルームに宿泊した。この間に市内の医療機関を受診、十五日に遺伝子検査で陽性が出た。
 ホテルは客室三十室を備え、併設のレストランとともに民間企業に委託して運営している。センターとレストランは、すでに休止していた。(大平樹)

◆川崎病院職員も確認 経路不明、院内感染は否定

 川崎市は十六日、川崎区の市立川崎病院に勤務する三十代の女性事務職員が、新型コロナウイルスに感染しているのを確認したと発表した。症状は軽く、入院に向けて自宅療養している。感染経路は分かっていないが、市は院内感染ではないと説明している。診療態勢に影響はない。
 市によると、職員は幸区在住の会計年度任用職員(二〇二〇年度の非常勤職員)。勤務中は常にマスクをし、患者、患者家族と濃厚接触はないという。別の女性事務職員二人とは濃厚接触したとみて自宅待機させて遺伝子検査をしている。
 職員は十日に勤務から帰宅後、三七・五度の熱とだるさが出た。その後は出勤せず、症状が悪化した十五日に市内の医療機関を受診し、肺炎の所見が出た。十六日に遺伝子検査で陽性が判明した。(大平樹)

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