オランウータンなど類人猿9頭にコロナワクチン初接種「人から感染しやすいため」 米動物園で

2021年3月6日 12時37分
オランウータン

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 【ニューヨーク=杉藤貴浩】米西部カリフォルニア州のサンディエゴ動物園で、ボノボ5頭とオランウータン4頭に新型コロナウイルス感染症ワクチンが接種された。類人猿への接種は初めてとみられる。
 地元紙サンディエゴ・ユニオン・トリビューン(電子版)によると、同動物園は1月にゴリラ8頭のコロナ感染を確認。このため、人からウイルスが感染しやすいとされる類人猿への接種を決め、1~2月に動物用医薬品会社が作った実験用ワクチンを使用した。注射痕をこする個体もいたが、目立った副反応は確認されていないという。
 接種されたオランウータンには1994年に類人猿初の心臓手術を受けた個体も含まれているという。今後、別のボノボ3頭とゴリラ1頭にも接種する予定。
 専門家は接種について「飼育下にいる類人猿は非常に貴重。正しい判断だ」と述べた。

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