横浜IR是非 住民投票条例 署名 9月に延期

2020年4月9日 02時00分
 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の横浜市への誘致に反対する市民団体「カジノの是非を決める横浜市民の会」は八日、誘致の是非を問う住民投票のための条例制定を林文子市長に直接請求する署名集めを九月に延期すると発表した。政府の緊急事態宣言を受け、今月二十四日開始としていた日程を見直した。
 同会の小林節・共同代表は記者会見で「志は変わらないが、今は休戦して自分と家族と社会を守ることに専念する」と述べた。九月の市議会定例会での条例案提案を念頭に置いてきたが十二月か来年一月の定例会を想定するという。岡田尚・運営委員は「こんな事態の中、市が粛々とIR誘致を進めることに市民の理解は得られない。事業の一時停止を求める」と訴えた。
 また、IR誘致に反対する市民でつくる「18行政区カジノ反対有志の会」は七日、感染が収まるまで誘致業務の停止を求める市長宛ての要請書を提出した。
 林市長は八日の定例会見で「国は今の段階ではスケジュールを変えないと言っている。市としては今のところこのまま進める」と述べた。開催の見通しが立っていない戸塚など六区での市民説明会について「(既に行った)十二区と同じ形でやりたい」と述べた。 (杉戸祐子)

関連キーワード

PR情報

神奈川の新着

記事一覧