東京・小池知事「普通に進めていた」 神奈川・黒岩知事の宣言延長めぐる不満で

2021年3月8日 22時09分
コロナ対策で政府との意見交換会合を終えて記者団の質問に答える(左から)神奈川・黒岩、東京・小池両知事(2021年1月)

コロナ対策で政府との意見交換会合を終えて記者団の質問に答える(左から)神奈川・黒岩、東京・小池両知事(2021年1月)

 緊急事態宣言の延長をめぐり、1都3県が水面下で調整する中で、神奈川県の黒岩祐治知事が、東京都の小池百合子知事に不満を抱いたことを明らかにした。黒岩氏は、小池氏が事実と異なる説明をして、早急に2週間延長案をまとめようとしたからだ、と主張。これに対して、小池知事は8日、「信義則は守っていきたい」「普通のやり方を進めていた」などと説明し、言い分は擦れ違っているが、両者とも1都3県の連携枠組みは維持するとしている。
 黒岩知事は7日のフジテレビの報道番組「日曜報道 THE PRIME」に出演。緊急事態宣言の解除を前に、1都3県の交渉の「内幕」を語った。
 黒岩知事によると、宣言延長に慎重だったにも関わらず、小池知事は「黒岩知事が延長に賛成している」と千葉県の森田健作知事らに伝え、延長論で意見をまとめようとしていたという。
 ウエブ会議で、黒岩氏が「1都3県の足並みをそろえようという1番大事な時。こういうことをやられると信頼関係が薄れますよ。こういうのはダメだ」と指摘したという。
 一方、小池知事は8日、報道陣に黒岩知事の名前を具体的に言及しなかったが、「準備段階の中で、いろいろございます。その中で、信義則は守っていきたい」と述べた。
 さらに、「私は、森田知事には直接、連絡はしていない。いろいろ考え方が幅広い中で、進めていくには、例えば文書のたたき台をつくるというのは、よくある話。そういう中で、いろいろ事務方も含めて、やりとりをしていた。普通のやり方を進めていた」と強調。実務的なやりとりの中で、誤解が生じたとの見方を示した。

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