センバツ甲子園 三島南、本番へ好発進 今年初の対外試合で山梨4強破る

2021年3月9日 07時27分
 第93回選抜高校野球大会に21世紀枠で初出場する三島南(三島市)が本番に向け、調整が順調だ。六日、沼津市の愛鷹球場で昨秋の山梨県大会4強の富士学苑と今年初の対外練習試合をダブルヘッダーで行い、主力で挑んだ第1試合を5−1で制した。 (渡辺陽太郎)
 四回、前田銀治選手(2年)の適時二塁打で先制。2−0とリードした八回、セーフティーバントなど小技を絡め1死満塁の好機をつくり、再び前田選手の適時二塁打、直後の小堂湧貴選手(同)のスクイズなどで3点を加え、試合を決めた。
 エース植松麟之介投手(1年)は6回を無失点に抑えた。七回からは前田選手が登板。自己最速タイの139キロを記録した直球とカーブの緩急で1失点と、責任を果たした。
 控え中心で戦った第2試合も8−7で勝利。ナインは十五日に甲子園に出発する。

◆力まず投打で結果 前田銀治選手

三島南−富士学苑 打撃で2安打3打点。投球で3回1失点と活躍した三島南の前田銀治選手=いずれも沼津市で

 継投で抑え、攻撃は小技を絡めて走者をため中軸でかえす「三南(さんなん)らしい戦いができた」と前田銀治選手。打っては2安打3打点、投げては3回1失点(自責0)の自身について「70%くらいまで仕上がっている」と手応えを感じた様子だった。
 2本の適時二塁打は「外角の直球を力まずに、右方向に運べた」。下半身を鍛えようと冬に走り込んだ成果を実感していた。成果は投球でも。直球だけでなく、これまであまり使わなかったカーブも有効だった。
 ただ対外試合は昨年十一月以来で「打席で目が追いついていない。しっかり慣らしたい」。二十日に予定される甲子園の初試合に照準を定める。

◆足並みそろえ入場行進 開会式用に撮影

開会式用の映像撮影に挑む三島南ナイン

 三島南はこの日、19日の開会式で流される入場行進の撮影を行った。
 午前中の第1試合終了後、ナインは右翼スタンド前に集合。「三島南」のプラカードを持った女子マネジャーを先頭に、大会入場行進曲「パプリカ」に合わせ足並みをそろえた。撮影は、稲木恵介監督が行った。
 今大会は新型コロナウイルスの影響で、開会式で入場行進をするのは初日に登場する6校のみ。他の高校は甲子園球場のオーロラビジョンで映像が流される。

関連キーワード


おすすめ情報

静岡の新着

記事一覧