コロナ変異ウイルス、21都府県で345人感染確認 尾身会長「早晩、主流になる」

2021年3月10日 17時58分
新型コロナウイルス(NIAID提供)

新型コロナウイルス(NIAID提供)

 厚生労働省は10日、新型コロナウイルス変異株が、9日までに21都府県で検出されたとの集計結果を発表した。感染者数は国内271人、空港検疫74人で計345人となった。変異株の感染力は強いとされ、厚労省は急速に拡大するリスクを懸念。政府の新型コロナ対策分科会の尾身茂会長は10日の衆院厚生労働委員会で「早晩、変異株が主流になる」と指摘、警戒感を示した。
 国が監視を続ける主な変異株は、英国、南アフリカ、ブラジルで報告されている3種類。日本では現在、英国株が大半を占めるが、南ア株とブラジル株は感染力の増加に加えて、一部のワクチンの効果が弱まる可能性があるなど免疫に影響を及ぼす恐れが指摘される。
 厚労省によると、報告数が最も多いのは大阪の62人。次いで、埼玉41人、兵庫38人、新潟32人となった。
 6日以降に国内で確認された変異株の感染者77人は全て英国株だった。感染者の情報を共有するために国が開発したシステム「HER―SYS」(ハーシス)に入力があった分を集計したという。(共同)
 変異株が確認された都府県と感染者数は次の通り(10日現在)
大阪【62】
埼玉【41】
兵庫【38】
新潟【32】
神奈川【22】
京都【19】
東京【14】
静岡、広島【7】
福島、鹿児島【5】
岐阜【4】
群馬、岡山【3】
山梨、滋賀【2】
茨城、栃木、千葉、石川、長野【1】
空港検疫【74】
合計【345】

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