子どもたちが書いた「希望」揚がった…震災10年の福島・双葉町で大凧揚げ

2021年3月10日 20時33分
 東日本大震災から10年に合わせ、震災の記録や教訓を伝える「東日本大震災・原子力災害伝承館」(福島県双葉町)で10日、大だこ揚げが行われた。県内の子どもたちの夢やイラストなどが書かれた色とりどりの六角形のたこ12枚が、青空を舞った。

東日本大震災・原子力災害伝承館で開催された「大凧揚げ」で青空に舞い上がる県内の子どもたちのメッセージが書かれたたこ=10日、福島県双葉町で

 たこは同県広野町の特産品「日本最北のバナナ」の茎を原料にした和紙で作られ、大きいもので縦約2・9メートル、横2・1メートル。「平和」「伝承」「復興 力を合わせて」などのメッセージが書かれた。
 たこ作りとたこ揚げに協力した新潟県三条市の三条凧協会の須藤謙一会長(53)は「子どもたちが書いた希望が揚がるのはうれしい」と話し、強風に負けじとたこ糸を力いっぱい引き寄せていた。(佐藤哲紀)

「夢」や「甲子園」といったメッセージが書かれたたこ


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