<新型コロナ>英変異株の死亡リスク「従来型より高まる」最大で2倍の可能性も 大学調査

2021年3月11日 07時42分
英国由来の新型コロナウイルスの変異株(国立感染症研究所提供)

英国由来の新型コロナウイルスの変異株(国立感染症研究所提供)

 【ロンドン共同】英エクセター大などの研究チームは10日、英国内で見つかった新型コロナウイルス変異株について、従来型よりも死亡率が高いとする調査結果を発表した。死亡するリスクが最大で約2倍になる可能性があるという。
 この変異株は昨秋、英南東部で初めて見つかった。英医師会雑誌(電子版)で発表された調査は、昨年10月から今年2月にかけて新型コロナに感染した30代以上を対象に実施。変異株に感染した約5万5千人のうち227人が死亡したのに対し、従来型では同数の感染者のうち死者は141人だった。
 研究チームの推計では、死亡リスクが30~100%ほど従来型より高まることを示している。
 英変異株を巡っては、これまでに感染力が従来型より30~70%ほど強いと指摘されていた。研究チームは「死亡率自体はなお低いものの、変異株が死者数の急激な上昇を招く恐れがある」と注意喚起した。

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