孫・爽子が名跡継ぎ「三代目藤間紫」に 家元を継承

2021年3月12日 08時29分

三代目藤間紫を継いだ藤間爽子(左)と初代藤間翔に改名した藤間貴彦=東京・赤坂の日枝神社で

 日本舞踊家で俳優としても活動する藤間爽子(ふじまさわこ)が、祖母で紫派藤間流(むらさきはふじまりゅう)を創始した藤間紫(むらさき)(二〇〇九年に死去)の名跡を相続し、三代目藤間紫として家元を継承した。
 爽子は東京・赤坂の日枝神社で継承式の後、報道陣に「名前を継いだからといって急に踊りが上手になるということではないので、これから日々精進していきたい」と決意を語った。二十六歳で、既にテレビドラマや舞台などに出演。俳優としては今後も、爽子の名前で活動するという。
 紫派藤間流は一九八七年に創始、初世紫の死後は、夫の市川猿翁(えんおう)が二代目藤間紫となり名跡を預かっていた。猿翁が発表したコメントによると、初世紫は「孫の爽子が年頃を迎えた暁に、三代目家元として藤間紫を襲名させてほしい」が遺言だったとしている。
 併せて爽子の兄貴彦が、猿翁から授かった藤間翔(かける)(初代)を名乗り、妹を支えるという。

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