東北新社の認定取り消し、スターチャンネルや囲碁・将棋チャンネルは継続へ

2021年3月12日 11時01分
東北新社の本社ビル=東京・赤坂で

東北新社の本社ビル=東京・赤坂で

 武田良太総務相は12日の記者会見で、菅義偉首相の長男正剛氏が勤務する放送事業会社「東北新社」の衛星放送事業のうち、BSの洋画専門チャンネル「ザ・シネマ4K」の認定を取り消す方針を明らかにした。放送法の規制に違反し、外国資本の出資比率が20%以上だったにもかかわらず、総務省が認定した2017年1月の手続きに「重大な瑕疵」があったと認めた。
 総務省は取り消しに関する聴聞を17日に非公開で行い、事業を承継した子会社の東北新社メディアサービスに弁明を求める。参院予算委員会の与野党筆頭理事は12日、東北新社の中島信也社長を週明け15日の予算委集中審議に参考人として招致する日程で合意した。衆院も16日に招致する。
 衛星放送事業の取り消しは過去に1件あるという。今回取り消し対象となるシネマ4Kの契約数は約700件。視聴者保護の観点から放送はすぐには止まらない。一方、東北新社がグループで運営している「スターチャンネル」や「囲碁・将棋チャンネル」など7チャンネルは対象外で、今後も放送が続く見通しだ。(共同)

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