完熟バナナ 香るビール 熱川バナナワニ園、あすから限定販売 伊豆の国の醸造所と協力

2021年3月14日 13時07分

バナナを栽培する温室で、完成した商品をお披露目する関係者たち=いずれも東伊豆町で

 東伊豆町の熱川バナナワニ園は十五日から、温泉熱を利用して園内で栽培した完熟バナナを使ったクラフトビール「伊豆バナナワニIPA」を限定販売する。伊豆の国市のクラフトビール醸造所「反射炉ビヤ」と協力して開発。香り華やかでジューシーな味わいに仕上がっている。
 園内では観賞用も含めて約二十種類のバナナを栽培しており、食べごろの五種類の完熟バナナを一本一本手作業で収穫したものを使用。ジュース状にした後、麦汁に入れ、発酵させて造り上げた。
 同園では収穫したバナナを園内でジュースやパフェなどにして提供しているが、外部と協力して商品化するのは初めて。新型コロナウイルス禍で打撃を受ける伊豆の観光を盛り上げたいという思いが両者で一致し、実現に至った。
 十日に同園で商品が報道陣にお披露目され、神山浩子副園長は「園内産のバナナを使ったコラボ商品は今までなく、開園以来六十三年分の思いを込めたビールです」とPR。反射炉ビヤの山田隼平醸造長は「口に含むとバナナの風味やクリーミーさを感じられるバナナならではのビール」とアピールした。
 今回は千リットル分を醸造し、三百三十ミリリットル入りのボトル千五百本などにして販売する。園内のフルーツパーラーでは一本税込み九百五十円で提供する。反射炉ビヤの公式ネットショップなどでも販売予定。問い合わせは、同園=電0557(23)1105=へ。 (山中正義)

園内産の完熟バナナを使って造ったクラフトビール

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