生理用品、配布してます 豊島区 購入できない女性を支援するため

2021年3月17日 06時30分
 金銭的な理由で生理用品を購入できない女性を支援するため、豊島区は15日、災害用に備蓄していた生理用品を区内の施設で配り始めた。こうした「生理の貧困」は当事者が声を上げづらく、社会的な課題となっている。
 区では1月、コロナ禍で顕在化した若い女性の貧困や虐待といった問題に対応するため、全庁横断のプロジェクトチームをつくった。意見交換した支援団体が生理用品を配っていたことからニーズがあるとみて企画した。災害備蓄品の交換時期とも重なった。
 配る生理用ナプキンは計730パック(1パック30個入り)。アルファ化米やクラッカーも一緒に配る。配布場所は、区立男女平等推進センター、区民社会福祉協議会など。
 申し出にくい人のため、各窓口のカウンターに用意した専用カード=写真=や、区ホームページの関連画像をスマートフォンなどで提示すれば提供できるようにしている。
 担当者は「女性にとっては必需品。食事など他にも大きな課題を抱えている可能性があり、つながるツールにしたい。次の支援につなげられれば」と期待している。 (中村真暁)

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