「蔵造りの町並み」を自宅で散策、買い物 川越一番街がバーチャル商店街

2021年3月18日 07時56分

店内は床から天井まで、高精細な画像で見ることができる(いずれも川越一番街提供)

 小江戸・川越の「蔵造りの町並み」で知られる川越一番街が、コロナ禍の外出自粛中でもネット上で商店街を散策し、買い物もできる「バーチャル(仮想)一番街」を公開した。特殊な3Dカメラで店の床から天井まで撮影した高精細な画像は臨場感抜群。一番街では「バーチャル空間を楽しんでいただき、感染が落ち着いたら実際に遊びに来てほしい」としている。 (中里宏)
 バーチャル一番街が見られるのは、川越一番街商業協同組合の新ホームページ(https://kawagoe-ichibangai.com/)の中の「バーチャルツアー」から。
 蔵造りの町並みや「時の鐘」周辺を画面上で散策でき、再生ボタンの出る店では店内の様子を見渡せる。レジに「オンラインショップへ移動」の赤い丸印がある店では、クリックすると通販サイトに移動して実際に買い物もできる。
 現在、加盟百四店のうち約七十店に画面上で入ることができ、約三十店で通販サイトでの買い物ができる。参加店は今後も拡充していくという。
 一番街の藤井清隆理事長らがコロナ禍による観光客激減に頭を悩ませていた昨年、取り壊される歴史的建物の3D撮影による映像保存を見て、一番街のバーチャル化を思い付いた。県の補助金申請も通り、昨年九月から撮影を始めて完成にこぎ着けた。
 藤井理事長は「今後は海外からもアクセスしてもらえるように、外国語対応などで完成度を上げていきたい」と話している。

「バーチャル一番街」の画面

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