<東海第二原発運転禁止判決>前田英子裁判長 ニセ電話詐欺では暴力団トップの責任を初めて認める

2021年3月18日 18時46分
水戸地裁の法廷内。奥中央は前田英子裁判長

水戸地裁の法廷内。奥中央は前田英子裁判長

 東海第二原発の運転を禁じる判決を言い渡した水戸地裁の前田英子えいこ裁判長(55)は、東京都出身で民事畑を長く歩むベテラン判事だ。1987年に司法試験に合格し、90年4月に裁判官になった。東京、静岡、仙台、横浜地裁で判事を歴任し、2018年4月、東京高裁から水戸地裁に移り、民事第二部を取りまとめる部総括判事を務めている。
 19年5月、指定暴力団住吉会系の組員らによるニセ電話詐欺事件を巡る損害賠償請求訴訟で、住吉会の最高幹部2人に暴力団対策法に基づく「代表者責任」があることを認めて賠償を命じた。ニセ電話詐欺事件で暴力団トップの代表者責任を認めた初判断で、訴訟は今年3月11日付で最高裁が幹部側の上告を退ける決定をし、判決が確定した。 (小川慎一)

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