<新型コロナ>飲食店の営業時間、午後9時に緩和 1都3県知事合意 外出自粛、引き続き要請

2021年3月19日 07時38分
 首都圏一都三県知事によるテレビ会議が十八日開かれ、大野元裕埼玉県知事は緊急事態宣言の解除について「営業時間の短縮要請など段階的措置を行うことで何とか事態をコントロールし、ワクチンが接種されるまでの数カ月間、持ちこたえる体制にしたい」と述べた。 (飯田樹与)
 政府は同日、埼玉など一都三県の緊急事態宣言を二十一日で解除することを決定。知事会議では解除後に協調して行う対策を協議した。飲食店への営業時間の短縮要請は、閉店時間を現在の午後八時から午後九時とすることで合意。酒類の提供は午後八時までとし、応じた店への協力金は一日四万円とする。五千人としていたイベントの人数制限を最大一万人まで可能とすることや、不要不急の外出自粛を引き続き求めることも確認した。
 対策の期間は二十二〜三十一日だが、大野知事は会議後の取材に「四月以降も当面の間、お願いせざるを得ない」として、一定期間は継続する必要があると強調。県内で新型コロナウイルスの感染がリバウンド(再拡大)しているとの認識を示し、「宣言を解除したということで、全てが変わることにはならない」と述べた。

◆花見は飲食自粛で 県呼び掛け

 花見シーズンを前に、県は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、宴会など飲食を伴う花見を自粛するよう呼び掛けている。
 桜の名所で知られる大宮公園(さいたま市大宮区)は、ソメイヨシノを中心に約千本の桜が植えられ、例年の満開時には一日あたり最大二万五千人の花見客でにぎわう。しかし、同公園を管理する県は今月十五日から当面の間、園内での宴会自粛を求めるとともに、通行規制を実施。露店の出店や夜間のライトアップもしない。
 大野元裕知事は十七日、園内の散策路を歩きながら、一方通行を示す張り紙の位置を確認するなど対策状況を視察。「長時間にわたり大声を出してお酒を飲むとクラスター(感染者集団)になる可能性がある」と述べ、花見は飲食抜きで楽しむよう求めた。 (飯田樹与)

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