千葉県知事選 自民推薦候補が100万票差の大敗「反党行為だ」 分裂選挙に上層部批判が表面化

2021年3月22日 19時23分
事務所で敗戦の弁を語る関政幸さん=千葉市中央区

事務所で敗戦の弁を語る関政幸さん=千葉市中央区

 保守王国・千葉で20年ぶりに自民党本部推薦候補として千葉県知事選に出馬した元県議の関政幸さん(41)は、当選した前千葉市長の熊谷俊人さん(43)に100万票差をつけられた。予想外の大敗に、自民県連内では上層部に対する批判や不満が表面化した。
 落選が決まると、関さんは千葉市中央区の事務所で「私の力が足りなかった。期待に応えられず残念。熊谷さんにはすばらしい千葉県をつくってほしい」と敗戦の弁を語った。
 今回の知事選で自民は当初、鈴木大地・前スポーツ庁長官の擁立を目指したが、鈴木氏の「後見人」される森喜朗氏の反対で失敗。候補者選びの段階から後手に回った。有力県議は「鈴木さんを擁立できなかった経緯や過程を検証する必要がある。今回の結果はそこから始まっている」と指摘した。
 渡辺博道県連会長は「候補者擁立まで時間がかかったのは大きな問題で、ひとえに県連会長の責任」と認めた。
 熊谷さんの支援に回った石井準一参院議員への批判も出ている。あるベテラン県議は「石井議員1人の言動で、自民が一枚岩でないとみなされ、鈴木さんの出馬が立ち消えた。反党行為そのもの」と憤った。

◆千葉県知事選開票結果
当1409496 熊谷 俊人 無新
  384723 関  政幸 無新
  122932 金光 理恵 無新
   20256 皆川真一郎 無新
   19372 平塚 正幸 諸新
   15986 加藤健一郎 無新
   15166 河合 悠祐 諸新
   12150 後藤 輝樹 諸新
         (選管最終)

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