「ジェンダー平等をかかげるのは時代遅れ」報道ステーションの女性蔑視CMがネットで炎上

2021年3月24日 07時00分

YouTubeで公開されている報道ステーションのウェブCM(スクリーンショット)

 「どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガン的にかかげてる時点で、何それ、時代遅れって感じ」―。テレビ朝日が22日、ユーチューブやツイッターで公開した報道番組「報道ステーション」のウェブCMに、「女性蔑視があふれている」「どこまで女性をばかにすれば気が済むのか」などとネット上で批判が集まっている。 (デジタル編集部・北條香子)
 CMはテレビ朝日のユーチューブアカウントで30秒版が、報道ステーションのツイッターアカウントで15秒版が公開された。いずれも「これは報道ステーションのCMです。」とテロップが入り、若い女性が「ただいま」と話し掛ける場面から始まる。
 ユーチューブ版では、女性は「会社の先輩、産休あけて赤ちゃん連れてきてたんだけど、もうすっごいかわいくって。どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガン的にかかげてる時点で、何それ、時代遅れって感じ」と笑う。続けて、「化粧水買っちゃったの。もうすっごいいいやつ。それにしても消費税高くなったよね。国の借金って減ってないよね?」と語る。

Twitterで公開されている報道ステーションのウェブCM(スクリーンショット)

 ツイッターの15秒版では、同じ女性が「いい化粧水買っちゃった!消費税は高くなったけど、今のうちにお肌に手をかけていれば、裏切らないじゃんと思って」と屈託ない様子を見せる。
 ユーチューブ版・ツイッター版ともに、女性の「9時54分!ちょっとニュース見ていい?」との言葉にかぶせて、画面に「こいつ報ステみてるな」との文字が大写しされた後、報道ステーションの番組ロゴが表示されて終わる。
 このCMに対し、ツイッターでは「ひどすぎる、涙出てきた」「若者や女性を無知枠に当てはめている」「『こいつ』って何様?」といった批判が相次いだ。「ジェンダー平等をかかげるのは時代遅れ」との表現についても、「世界経済フォーラム」が2019年に発表した男女格差を示すジェンダーギャップ指数で日本が153カ国中、121位だったことを例に取り「この国でジェンダー平等ダサいって言えると思ってるのか」などと嘆く投稿が並んだ。

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