地価公示 宇都宮の住宅地、4年連続で上昇 商業地は5年連続

2021年3月24日 08時07分
 国土交通省が発表した地価公示(一月一日時点)で、県内では宇都宮市の住宅地が四年連続で、商業地は五年連続で上昇した。一方、全ての用途の平均は、県内全体で二十九年連続の下落となり、下落幅も拡大している。
 全体の平均変動率は1・1%の下落で、下落幅は前年より0・4ポイント拡大した。
 住宅地の一平方メートル当たりの平均価格は三万四千八百円。変動率は1・2%の下落で、下落幅は0・4ポイント拡大。宇都宮市が四年連続で上昇する一方、小山市は前年の上昇から、下野市は前年の横ばいからともに下落に転じた。最高価格の宇都宮市宿郷五は二十年連続。
 商業地の平均価格は七万三千六百円。変動率は1・1%の下落で、下落幅は0・6ポイント拡大した。前年は上昇や横ばいだった小山市、下野市、高根沢町が下落に転じている。
 地価公示に携わった不動産鑑定士の永井正義さんは「宇都宮駅周辺など利便性の高い地域の需要は強いが、人口減や過疎化が進む地域は下落傾向が続いている」と分析した。
 県内の調査地点は、全二十五市町の住宅地三百五十、商業地九十七、工業地十九の計四百六十六地点。 (小川直人)

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