初招集で先制の山根「ゴールのにおいがするところに」 サッカー日本代表、韓国に快勝

2021年3月25日 23時11分
日本―韓国 前半、先制ゴールを決め、雄たけびを上げる山根=日産スタジアム

日本―韓国 前半、先制ゴールを決め、雄たけびを上げる山根=日産スタジアム

 サッカーの国際親善試合は25日、横浜市の日産スタジアムで行われ、日本が韓国に3―0で快勝した。新型コロナウイルスの防疫措置を徹底し、国内では1年4カ月ぶりに実施された代表戦を白星で飾った。
 日本は前半に代表デビュー戦の山根(川崎)と鎌田(アイントラハト・フランクフルト)のゴールで2点を先行。相手に反撃を許さず、試合終盤にも加点した。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が27位、韓国が38位で、対戦成績は日本の14勝23分け40敗となった。日韓戦は2019年12月の東アジアE―1選手権以来で、親善試合は10年ぶりだった。
 日本は30日にワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選でモンゴルと対戦する。(共同)

◆主将の言葉に発奮、新戦力が躍動

 勝負のカギと見られていた球際は、ほぼ日本が制した。戦いのベースで優位に立ち、日本のパスワークが生きて3得点。森保監督は「試合をやって良かったと思ってもらえるよう、選手たちがハードワークしてくれた」とたたえた。
 序盤から気迫を前面に押し出した。前半17分、日本の先制点は、初招集の右サイドバック山根。「ゴールのにおいがするところに入っていく」と、持ち味の攻め上がりでゴール前に進出。大迫のパスに抜け出すと、右足でネットを揺らした。2-0の後半38分にCKを遠藤の頭に合わせて得点を演出したのも新戦力の江坂だった。
 新型コロナウイルス禍で厳重な感染防止対策を講じ、国内で約1年4カ月ぶりの代表活動にこぎつけた。宿舎ではそれぞれ1人部屋。海外組と国内組とで選手のフロアも分けた。意思疎通を図るのが難しい中でも「(吉田から)Jリーグの1.5倍ぐらいの力でいかないとダメだと言われた」と山根。主将の言葉に導かれ、初顔が力を存分に発揮したのは大きな底上げとなる。
 約10年ぶりとなった韓国との親善試合で、スコアは当時と同じ3-0。韓国は孫興民ソンフンミン(トットナム)らが不参加だったが、労が報われるだけの収穫があった。(唐沢裕亮)

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