<各駅停車>食品ロス

2021年3月28日 07時12分
 東松山市の農産物直売所で売れ残ってしまった新鮮野菜を、その日のうちに東武東上線で池袋駅に運んで割引販売する実証実験が行われている。連日、売り切れるほどの人気だという。
 仕組みを考えた民間企業「コークッキング」最高経営責任者の川越一磨さん(29)は、食品ロス削減のための新しいアイデアを、フードシェアリングプラットフォーム「TABETE(タベテ)」を通じて次々に実現し、大企業や自治体からも注目されている。
 農林水産省のまとめでは、二〇一九年度の日本の食料自給率は38%。六割以上を輸入に頼っているのに、食べられるのに賞味期限が近いなどの理由で捨てられる食品(食品ロス)は六百十二万トン(一七年度推計値)に上るという。川越さんの若さと実行力に、感心しているだけではだめだと反省した。 (中里宏)

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