<新型コロナ>千葉県で新たに110人 「昼カラオケ」クラスターで変異株感染の男性死亡

2021年3月29日 19時51分
千葉県庁

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 千葉県内で29日、新型コロナウイルスに感染した3人の死亡と新たに110人の感染が発表された。死者の1人は松戸市内で発生した「昼カラオケ」を提供する飲食店の変異株クラスター(感染者集団)の感染者で、変異株による死亡は県内2例目。緊急事態宣言が22日に解除されて1週間が過ぎ、新規感染者数は解除前より増加傾向となっている。(中谷秀樹)
 直近1週間(23~29日)の新規感染者は711人で、宣言解除前を含む前週(16~22日)の701人より10人増加した。新規感染者の1日平均は101・6人。前週の同じ曜日の感染者を上回った日が、7日のうち4日あった。
 宣言中と解除後で県の対応で変わったのは、飲食店への時短営業要請が午後8時から同9時に延長された程度。解除後は比較的好天が続き、人出も増加傾向にある。県疾病対策課は「東京都でも感染者が増えており、今後の感染状況を注視する必要がある」とさらなるリバウンドを懸念。国と県は、感染再拡大の予兆を捉えるため、無症状者対象のモニタリング検査を26日から実施している。
 変異株で亡くなったのは県内在住の80代男性。県によると、3月上旬に発熱して新型コロナと診断され、入院。その後、他の昼カラの利用客らに変異株が確認されたため検査したところ、変異株感染が判明した。症状が悪化し、転院先で25日に死亡した。県内の変異株感染者の死者2人はいずれも昼カラ関連で、ブラジル由来だった。
 このほか29日に発表された変異株ではない死亡者2人は居住地非公表の90代以上の女性と別の80代男性。

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