元大関前の山死去

2021年3月30日 07時11分
 大相撲の元大関前の山で先代高田川親方の清水和一(しみずかずいち)さんが十一日午後七時三十四分、多臓器不全のため自宅で死去した。七十六歳。大阪府出身。既に家族葬が執り行われた。日本相撲協会が二十九日に発表した。
 高砂部屋から一九六一年春場所で初土俵。張り手を交えた突っ張りなどを武器とし、七〇年名古屋場所後に大関昇進を果たした。その直後に右足首を負傷した影響もあり、大関在位は十場所にとどまった。殊勲賞三回。敢闘賞二回。七四年春場所限りで引退した。
 同年四月に独立して高田川部屋を創設し、元小結剣晃(現役中に病死)らを育てた。九八年、当時の境川理事長(元横綱佐田の山)が唱えた年寄名跡改革などを巡り、高砂一門の意向に従わず相撲協会理事選挙に立候補。当選して二期四年務めた。二〇〇九年に現高田川親方(元関脇安芸乃島)に部屋を継承した。

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