市の寺子屋事業 大学生が挑戦 麻生の小学校でダンス

2021年3月30日 07時21分

壇上の大学生の踊りに合わせてダンスを練習する子どもたち=麻生区の片平小学校で

 川崎市が実施している地域の寺子屋事業で、初めて大学生が企画運営を担当する寺子屋が、同市麻生区の同市立片平小学校に開講した。二十六日に行われた最初の活動はダンスで、一〜四年生二十九人が参加。体育館で大学生と一緒に約二時間、ダンスやゲームなどを楽しんだ。 (安田栄治)
 講師を務めたのは市内外の中学校や商業施設などで子ども向けのワークショップなどを実施しているNPO法人「SoELa(そえら)」に所属する大学生チームの男女七人。子どもたちにダンスを通して全身で表現することや体を動かすことを楽しみ、さまざまなことに挑戦してもらうことを目的に取り組んだ。
 子どもたちは体操で体をほぐしてからダンスに。大学生のダンスリーダーが演じる手の動きやステップをまねて覚え、さらにグループ練習。その後、覚えたてのダンスを音楽に合わせて披露し、出来栄えについての感想をそれぞれが言い合った。二年生の福田千紘(ちひろ)さん(8つ)は「ダンスは初めてだったけれどうまくできた。今度はドッジボールをしてみたい」と楽しそうに話した。
 同区出身で大学生チームのリーダーの水口海希(みき)さんは「子どもたちを楽しませるには同じ目線に立たないといけないので難しかった。今後は子どもたちの声を聞いて、やりたいことに取り組んでいきたい」と前を向いた。
 大学生チームは月に一回、主に土曜日に活動する予定。週に一回の学習支援は地域のお年寄りらの寺子屋先生が担当する予定でその運営を大学生が手がける。
 市の担当者は「子どもたちと若い世代、シニア世代が寺子屋でつながるという世代間交流のモデルケースになってほしい」と期待している。

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