新人多田さん初当選 館林市長選、現職下す

2021年3月30日 07時47分
 二十八日に投開票された群馬県館林市長選は、新人で元県議の多田善洋さん(61)が、現職で再選を目指した須藤和臣さん(53)を破って初当選した。
 二人はともに無所属だったが、元自民党県議同士による保守分裂の激しい一騎打ちとなった。多田さんは市民や近隣町と対話を重視する市政運営を掲げて、現職が否定的だった板倉町との合併を推進する姿勢を示した。多くの市議や邑楽郡の各町長らの支援を受けて、組織戦を展開した。
 一方、須藤さんは一期四年の成果を強調し改革路線の継続を訴えた。山本一太知事が街頭演説に駆け付け、会員制交流サイト(SNS)を活用して若者や無党派層への浸透を図ったが、及ばなかった。
 市選挙管理委員会によると、投票率は49・66%で、二〇一七年前回選の47・99%を上回った。当日有権者数は六万一千八百九十三人。 (市川勘太郎)

◆確定得票

当 16,410 多田善洋 無 新<1>
  13,916 須藤和臣 無 現 

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