千葉大の新キャンパスが墨田に開設 ワクチン「誘導サイン」区と共同開発

2021年3月31日 07時16分

4月1日に開設される千葉大学墨田サテライトキャンパス=墨田区で(区提供)

 千葉大(千葉市)は四月一日、工学部百周年を記念して墨田区内にサテライトキャンパスを開設する。デザイン教育や研究の新拠点として、大学の演習授業や留学生、企業向けのプログラムなどを実施。地域の人が大学を身近に感じられるよう、一部施設を開放していくという。 (長竹祐子)
 大学誘致を目指していた区と、都心への進出を考えていた千葉大の意向が一致。新キャンパスの開設に向け、二〇一七年に協定を結んだ。旧「すみだ中小企業センター」(文花一)を改修、大学が賃借する形で入居する。
 隣接する敷地内には昨年四月、学校法人電子学園が運営する情報経営イノベーション専門職大学が開学している。二つの大学と区は二十五日、協定を結び、交流を深めて「大学のあるまちづくり」を進めることを確認した。
 区と千葉大との共同事業の第一弾は、区内四カ所の新型コロナのワクチン接種会場で使われる独自の誘導サイン。千葉大の協力で開発し、スムーズに接種が受けられるよう入場から予診票確認、接種、接種後の状態観察まで、一連の流れを色と文字、番号で分かりやすく識別している。
 デザインを監修した千葉大大学院工学研究院の張益準(チャンイクジュン)助教(40)は「情報伝達の基本的な理論を重視して、密や混乱を生まないようデザインした」と話した。

ワクチン接種会場の誘導サインを手にする千葉大大学院の張益準助教


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