聖火リレー新ルート発表 横浜、小田原など変更 密回避へ

2021年4月1日 07時13分
 神奈川県は三十一日、六月二十八〜三十日に県内十五市町で行われる東京五輪聖火リレーの新ルートを発表した。延期前と大きな変更はないが、新型コロナウイルス対策で密になりやすいルートを避けるなどし、総走行距離は約二キロ短い五十三キロになった。 (志村彰太)
 県外のルートは既に発表されているが、県内は変更箇所が多く調整が長引き、発表が遅れていた。一日目は箱根町を出発して藤沢市へ、二日目は三浦市から北上して鎌倉市などを通って相模原市へ、三日目は等々力陸上競技場(川崎市中原区)を出発し、横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区)に至るのは中止された昨年と同じ。
 ルートが変わるのは二十三区間のうち十一区間。小田原市内の区間は、国道1号を全面通行止めにできないことが分かり、全て変えた。横浜市内の最後の区間は、渋滞対策として県庁本庁舎を回るのをやめ、本庁舎正面玄関で折り返す。他にも密集を避けるため出発地や到着地、途中のコースを変えた。
 聖火リレーを巡っては、パラリンピック競泳選手の秋山里奈さんが「五輪の開催に疑問がある」として、ラグビー選手の稲垣啓太さんが「スケジュールの都合」を理由に、それぞれ辞退している。県は二人に代わるランナーを追加で選定するか、他のランナーの走行距離を延ばすか検討している。
 また、パラリンピックの聖火をともす「採火式」を八月十二〜十五日に全三十三市町村で行い、聖火を集める「集火式」を十五日に横浜赤レンガ倉庫で行うと発表した。
 相模原市は、七月に完成予定の津久井やまゆり園(緑区)の後継施設で採火式を行う。一部の自治体が会場を屋外などに変更するほかは昨年の発表通り。
 集火式は新型コロナ対策としてオンライン中継し、一般の来場者は事前予約制とする。それぞれの採火式の詳しい内容は今後、各市町村が決めるという。

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