小池知事「マンボウって言葉、東京では使ってません」 突然の発言に職員は… 

2021年4月1日 16時03分
小池百合子知事

小池百合子知事

 「マンボウ」って言葉、東京都では使ってません―。新型コロナウイルス緊急事態宣言に準じた政府の「まん延防止等重点措置」が宮城、大阪、兵庫の1府2県に適用された1日、小池百合子知事から突如、こんな発言が飛び出し、周囲を驚かせた。
 まん防は、同措置の略称として、政府や行政機関、専門家などが使用することがある。小池知事は3月18日の臨時会見で記者から「政府に対し、まん延防止等重点措置を求めたか」と問われた際、自ら「いわゆるまん防でありますけれど」と、わざわざ略称に言い直していた。
 ところがこの日、都庁で開かれた感染状況を分析するモニタリング会議の後、記者が専門家らに「まん防を出すべきタイミングは」と質問。すると小池知事が割って入り、「あの、まん防っていう言葉、東京都では使ってないんです。重点措置です」と言い換える一幕があった。
 その上で小池知事は「都内の新規陽性者数が増えていると言うことは確かなので、また大阪のような状況というのはいつ起こってもおかしくない」として新規感染者対策にさらに取り組む考えを示した。
 都によると、都の組織として「まん防の略称を使わない」との取り決めをした経緯はなく、「知事の発言で初めて知った」と複数の職員。「まん防という柔らかい語感が、感染拡大への危機感を薄めかねないとの配慮かも。私たちも『重点措置』を使います」と話していた。

関連キーワード

PR情報

東京の新着

記事一覧