藤井聡太王位が初の最優秀棋士賞 「将棋界を超えた活躍」で渡辺三冠を抑え 特別賞2つも

2021年4月1日 17時46分
将棋大賞で初の最優秀棋士賞を受賞した藤井聡太王位

将棋大賞で初の最優秀棋士賞を受賞した藤井聡太王位

 2020年度に活躍した棋士を表彰する「第48回将棋大賞」(日本将棋連盟主催)の選考委員会が1日、東京であり、史上最年少で二冠を獲得した藤井聡太王位(18)=棋聖=が初の最優秀棋士賞に選ばれた。
 棋界最多の三冠を持つ渡辺明名人(36)との間で票が割れたが、「将棋界を超えた活躍」「(棋聖戦の)直接対決で渡辺名人に勝っている」などの理由で、藤井王位に決まった。渡辺名人は優秀棋士賞となった。
 藤井王位はさらに、優れた戦法や妙手を指した棋士に贈られる升田幸三特別賞を、渡辺名人との棋聖戦第2局で指した「☖3一銀」で受賞。また、棋聖戦第1局が名局賞に、松尾歩八段(41)との竜王戦の対局が名局賞特別賞に選ばれた。
 最優秀女流棋士賞は最多の四冠を持つ里見香奈女流王位(29)が、優秀女流棋士賞には第32期女流王位戦5番勝負(本紙主催)に出場を決めた山根ことみ女流二段(23)が、それぞれ選ばれた。
 選考委は棋戦主催各社の記者らで構成される。

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