大阪市、聖火リレー中止の意向 新型コロナまん延防止対象で 組織委もランナー公表延期

2021年4月1日 18時25分
聖火リレーのコース予定の大阪市中央公会堂(右奥)前の道路=1日午後

聖火リレーのコース予定の大阪市中央公会堂(右奥)前の道路=1日午後

 大阪市の松井一郎市長は1日の記者会見で、新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」期間中に市内で開催予定の東京五輪の聖火リレーを中止すべきだとの考えを示した。市内で感染が急拡大する中、見物客が密集しやすいリレーを安全に実施するのは困難と判断した。
 東京五輪の大会組織委員会は、この日予定していた大阪府の聖火ランナーリストの公表を延期すると発表した。市の意向を踏まえ、大阪府の実行委員会が大会組織委と今後の対応を協議する。
 松井氏は「全国のリレーの様子を見ると、どうしても人が集まって密がある。大変残念だが見合わせるべきだ」と説明。吉村洋文府知事も中止すべきだとした上で、市外の他の自治体に関しては「感染対策を徹底し実施する」との意向を示した。
 府内のリレーは13~14日の予定で、大阪市内は14日に中央区の大阪城公園などをランナーが走ることになっている。吉村氏、松井氏とも14日に大阪市内で実施予定の、聖火到着を祝うイベント「セレブレーション」は無観客で開催するとしている。
 聖火リレーを巡っては、島根県の丸山達也知事が2月、政府などに対して感染防止対策の改善を要求。改善されなければ4月中旬までに中止判断をする意向だ。(共同)

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