一橋大に設置、LGBT学び交流の場 9日始動「精神的な支えに」

2021年4月2日 06時41分

センターの開放について話す本田さん(右)=国立市の一橋大学で(本田さん提供)

 一橋大(国立市)に設置されたジェンダーやセクシュアリティー(性のあり方)を学び、LGBTなど性的少数者の学生らが交流できるセンターが本格始動する。四月の対面講義の再開に合わせて定期的に開放され、映画上映会や講演者を招いたフォーラムを予定している。
 センターは二〇一九年に学内に開設された。二〇年四月の本格稼働を目指していたが、新型コロナウイルスの感染予防のためオンライン講義が続き、学内調査やLGBTなど性的少数者に関する冊子の作成などを中心に活動してきた。
 四月の開放初日は九日。今後の開催日時や詳細は、運営を担うサークル「LGBTQ+ Bridge Network」のホームページで公開する。同サークルの代表の大学院生、本田恒平さん(25)は「レインボーのフラッグが掲げられた部屋が学内に存在するのは、当事者にとって精神的な支えになる」と話した。
 センターは、同大で同性愛者だと暴露(アウティング)された大学院生の男性が校舎から転落死した事件をきっかけに、不幸な出来事を二度と起こさないようにとLGBTの居場所づくりを進める卒業生らの団体「プライドブリッジ」と、一橋大ジェンダー社会科学研究センターとの共同事業で設置された。 (竹谷直子)

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