<新型コロナ>「GW前には新規感染者1日650人も」都モニタリング会議で専門家が懸念示す

2021年4月2日 06時42分
モニタリング会議後に取材に応じる小池百合子知事

モニタリング会議後に取材に応じる小池百合子知事

 新型コロナウイルスの感染状況を分析する都のモニタリング会議が一日開かれ、専門家から「四週間後の大型連休前には、新規感染者数が現在の一・八七倍の一日六百五十人になるおそれがある」との懸念が示された。
 国立国際医療研究センターの大曲貴夫医師は、この人数について、現状の新規感染者数の一週間平均の増加比(117%)が続く前提であるとし、「増加比がさらに上がれば、感染者が爆発的に増える」と述べた。一週間平均の新規感染者数は増加の一途をたどっており、一日時点で約三百七十二人となっている。
 都医学総合研究所の西田淳志・社会健康医学研究センター長も「現在大阪で起きていることが、数週間以内に東京で起きる確率は非常に高い。早めに人流の抑制対策を打つ必要がある」と訴えた。
 都は現在、感染拡大の端緒を確実に捉えるための戦略的なPCR検査を実施している。小池百合子知事は会議後、報道陣の取材に「大阪のような状況がいつ起こってもおかしくない。あらゆる方策を想定して検討を進めている」と述べた。また「高齢者施設での定期的な検査、繁華街でのモニタリング検査を進める」とし、この日、全庁横断的なコロナ検査チームを立ち上げたことを明らかにした。 (小倉貞俊)

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