真 東京03探検隊 中野ブロードウェイ 後編「地元商店街としての歴史に迫る」

2021年4月28日 12時03分

オッサンズからの卒業を目指し、お笑いトリオ“東京03”が未知なる世界の扉を開く!

アラフィフのお笑いトリオ「東京03」のメンバーが、これまでのこだわりを捨て去り、新たな価値観に触れながら“立派な紳士”への道を目指す人気の連載!
未知なる世界を体験するため、東京03探検隊が新たな冒険の旅へと旅立ちます!
前回は中野ブロードウェイ 前編 「まんだらけ・ジャックロード」として、色々なモノの価値を中心に学んだ東京03探検隊ご一行。引き続き『中野ブロードウェイ』からレポートします。
たくさんのお店を回っていたらお腹が空いてきたので、グルメスポットを見つけようと『中野ブロードウェイ』を彷徨い始めますが......。そう、ここでは喫茶店やスーパーマーケットなど、毎日の生活に欠かせないお店も多数営業しているのです。今回はサブカルなお店のほか、飲食店など地元の人たちの生活にも密着した店舗、そして意外と知られていない歴史など、生活の場としての『中野ブロードウェイ』も紹介していきます。

今回の取材の裏側をこちらの動画でご覧いただけます。
これからも「真東京03探検隊」取材の様子をご覧になりたい方は、
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小さいけれど品揃えが面白い
プロレスラーがプロデュースするお店「ホカクドウ」



『中野ブロードウェイ』の2階を歩いていてると、豊本隊員が何かを見付けたようです。
豊本隊員「ちょっと寄って行っていい?」
と入ったお店は、プロレスラーの日高郁人さんがプロデュースするお店「ホカクドウ」。Tシャツや雑貨などを主に扱っています。

飯塚隊員「このTシャツ、面白いデザインですね~」
日高さん「メキシコから色々と輸入しているんですよ。本場メキシコで作ったレスラーのマスクもあります!」

角田隊員「このTシャツもメキシコで買ったんですか?」
日高さん「いやいや、これはオリジナルのTシャツです。アニメ『秘密結社鷹の爪』を手掛けているFROGMANさんにデザインしてもらいました」
角田隊員「何でSHIMANE、島根なんですか?」

豊本隊員「日高さんは島根県出身。それで島根県民の心の叫び『砂丘は無ぇって言ってんだろっ!!』を自分のキャッチフレーズにしてるんだよ」
角田隊員「あ~、それで。確かに砂丘って島根にあるって思われがちだもんな...」
日高さん「だから、砂丘があるのは鳥取だろ!まぁこのキャッチフレーズもFROGMANさんが考えたものなんですけどね」

飯塚隊員「ここ『中野ブロードウェイ』でお店をやろうと思ったきっかけは何かあるんですか?」
日高さん「高円寺でトレーニングジムも開いているんですが、お店をやるならジムに近いところが良いなと思って。近いと行き来しやすいじゃないですか。『中野ブロードウェイ』には、うちみたいに小さいお店もたくさんあるし、格闘技が好きな人も来るから、ちょうど良かったんですよ」
確かに、チェーン店にはない、個性の強いお店が並んでいるのが『中野ブロードウェイ』の特徴ですね。日高さん、ありがとうございました!

続いて向かったのは1966年開業の喫茶店
「A.ライセンス」で聞いた『中野ブロードウェイ』の歴史



ここからは、地元の生活に密着した『中野ブロードウェイ』の顔をお届けしていきます。
 
ホカクドウの近くに、何やら雰囲気の良さげな喫茶店を見付けた探検隊。
飯塚隊員「お店の名前は『A.ライセンス』っていうのかな。喫茶店でライセンスっていうネーミングも気になるし、入ってみようよ」

角田隊員「うーん、何にしようかな」と「A.ライセンス」でメニューを吟味する探検隊メンバーたち。
飯塚隊員「飲み物も、食べ物も昔ながらの喫茶店っていう感じで良いね。オレはナポリタンにしよう。あと、角ちゃんはピラフでいいよな」
角田隊員「えっ!?」


「やっぱり喫茶店ならコレですよ」とご機嫌の飯塚隊員。食後に、プライベートでもまた食べに来たいと言うほど、「A.ライセンス」のナポリタンにハマったようです。


豊本隊員は、これも喫茶店の定番メニュー、ハムトーストサンドをオーダー。


角田隊員が頼んだ(正確には頼まれた)のはピラフ。
「やったじゃん、角ちゃん。大好物のピラフだよ!」と、やたらはしゃぐ飯塚隊員。
角田隊員「......、食べるよ」
飯塚隊員「色んな芸人と地方にロケに行ったとき、お昼ご飯に蕎麦が出て。角ちゃんはアレルギーがあって蕎麦が食べられないんですよ。スタッフは角ちゃんのアレルギーを知ってたから、蕎麦の他にピラフも事前に注文してくれていて。お店の人も気を利かせてピラフを2種類、何人分か用意してくれたんです。それで用意された食事を残すのも失礼だから、角ちゃんひとりでピラフを何人前か全部食べることになって。それ以来、面白かったから角ちゃんと食事する時にメニューにピラフがあると、必ず頼んで食べてもらうことにしてます」
角田隊員「このピラフも美味いよ!」
飯塚隊員「角ちゃんは本当にピラフ好きなんだなっ!」
※本当においしかったので、ご安心ください。

角田隊員「ピラフも美味しかったけど、壁に飾ってあるこのフレームの中身が気になるな。チケットみたいな紙にサーキットの名前が書いてあるけど」
飯塚隊員「日付も入っているけど、結構古いよね。1970年代とか。『A.ライセンス』ってお店の名前と関係があるのかな」
豊本隊員「お店の方に聞いてみよう」
ということで、店長の橋本さんにお時間をいただき、いろいろとお話をうかがいました。

橋本さん「このお店は、私の父が1966年、ちょうど『中野ブロードウェイ』が開業した年にオープンしました。父は自動車のレーサーもやっていて。レースに出場する時のパスを、こうしてお店にも飾っているんです」
飯塚隊員「そっか、レーサーだから『A.ライセンス』なんですね」
豊本隊員「このお店も『中野ブロードウェイ』ができてから、ずっとやってるんですね。50年以上も続いているなんてスゴい!」
飯塚隊員「『中野ブロードウェイ』ってそんなに古いんだ、知らなかった。オープンした時ってどんな感じだったんですか?」
橋本さん「私が生まれた年にオープンしたので、父や他のお店の方に聞いた話なんですが......」

橋本さん「ここは地上10階建てのビルで、地下1~4階が店舗フロア、5階から上が住居フロアになっています。これはずっと変わっていませんね」
飯塚隊員「えっ『中野ブロードウェイ』に、住めるんだ!」
橋本さん「そうです。こういう店舗と住居が一体になった施設は、オープンしたころはまだ大変珍しくて、大変話題になったそうです。建物の中だけでも暮らしていけるように、色んなお店も揃っていました」
角田隊員「あー、今の六本木ヒルズみたいな感じだったんですね」
橋本さん「そうなんです。今までにない施設ということで、色々な有名人の方も住んでいらしたと聞きました。歌手の沢田研二さんとか、東京都知事もやられたタレントの青島幸男さんだとか」
飯塚隊員「ヒルズ族の前に、ブロードウェイ族がいたんですね。角ちゃんも売れっ子のタレントなんだし、『中野ブロードウェイ』に引っ越せば?」
角田隊員「えっ!?」
と、なかなか貴重な『中野ブロードウェイ』の歴史をお聞きしました。店長の橋本さん、ありがとうございました!

食後のデザートを求めて地下1階へGo!
『中野ブロードウェイ』の名物「デイリーチコ」のソフトクリーム



『A.ライセンス』でお腹もいっぱいになり、デザートが欲しくなった探検隊メンバーたち。『中野ブロードウェイ』の地下1階にある「デイリーチコ」へ足を運びます。

食料品や日用雑貨を扱うお店が並ぶ地下フロア。その中でも老舗的な存在が「デイリーチコ」です。こちらのお店も『中野ブロードウェイ』のオープン当初からあったお店だとか。おすすめはオリジナルのソフトクリーム。最高で8種類のフレーバーを重ねて味わうことができます。


飯塚隊員と豊本隊員は、中サイズ・4段重ねのソフトクリームをオーダー。中と言っても大きいですね。


角田隊員はもちろん特大サイズ・8種類の全部入りを注文しました。コーンの上に出ている部分の高さは30cm以上!フレーバーを重ねていく順番も、崩れてしまわないように試行錯誤を経て考えられたものだとか。探検隊がオーダーしたソフトクリーム、よく見るとすべて一番下は薄いブルーのフレーバーです。これはラムネ味のソフトクリームで、一番固いのだとか。土台としてラムネ味から順に盛り付けているんですね。角田隊員のオーダーした特大サイズは、スプーンで下から上になでるように削って食べるのがおすすめとのこと。
角田隊員「うわー、デカっ!持つとソフトクリームだとは思えないほど重いです。全部食べられるかな~」
角田隊員ならできるはず!

そして十数分後、孤独な闘いの末、角田隊員は特大ソフトクリームを完食しました。エラい!
角田隊員「美味しかったけど、口の中が冷たくなっちゃって上手く話せない......」
しかし、このピンチを救うアイテムがありました!


「デイリーチコ」ではソフトクリームだけでなく、スタンド形式でうどんも提供しています。昭和のパーキングエリアを思わせる組み合わせですね。「デイリーチコ」では、うどんのお出汁だけをカップに入れて販売しているのです。見た目がちょっとカフェっぽい!
角田隊員「うわー、口の中があったまる!ソフトクリームで甘くなった口が、しょっぱいうどんの出汁で中和されて、良い感じ」
これはアイデア商品ですね。ソフトクリームとうどんのお出汁を一緒に楽しめるお店は、世界中でここ「デイリーチコ」だけです(多分)。
こうして『中野ブロードウェイ』の名物を体験できた探検隊メンバー。「デイリーチコ」の皆さん、ありがとうございました。

中野近辺に住むのもアリと思ったら
「リック住宅センター アバター営業所」で最新のお部屋探し



こうして『中野ブロードウェイ』を満喫した探検隊メンバーたち。さて帰りますかと出口に向かった途中、「リック住宅センター アバター営業所」という看板を掲げたお店を見付けました。
飯塚隊員「住宅センターって書いてあるから、不動産屋さんなんじゃないの?角ちゃん、『中野ブロードウェイ』に住みたいって言ってたじゃん。もしかしたら空いている部屋あるかもよ?」
角田隊員「住みたい、とは言ってないけどさ。でもアバター営業所って何だろうね」
豊本隊員「とりあえず入ってみる?」
と、「リック住宅センター アバター営業所」へ寄ってみることに。

営業所の中には誰もおらず、マイクやスピーカーとつながったパソコンが置いてあります。
角田隊員「すいませーん、東京03探検隊と申しますが、アバターさんいらっしゃいますか?」
マイクに向かって話しかけます。

すると「あっ、すみませんお待たせしました」とスピーカーから人間の声が。
角田隊員「あの、ここって何なんですか?」
アバターさん「そちらはリック住宅センターという不動産屋の営業所になります。建物の反対側にリアル店舗があるんですが。このコロナ禍で、対面しないでお客様に物件を紹介するために、パソコンを通じて営業しているんです」
飯塚隊員「すごいですね。あの『中野ブロードウェイ』の住居エリアで空いている物件ありませんか?ここにいる角田さんが引っ越したいみたいなんで、あれば紹介してください」
アバターさん「えっーっと、ちょっとお待ちください.......。あ~『中野ブロードウェイ』では、いま出ている物件はありませんね~」
角田隊員「それじゃ、駅から10分以内で、2LDKくらいで.......」
と割と本気で引っ越し先をアバターさんに探してもらいました。画面に色々な物件の図面を表示して説明してくれましたが
角田隊員「うーん、ちょっとイメージが違うかな~」
と、簡単には引っ越し先は見付かりませんでした。ちなみに、リック住宅センターでは、リビングルームにステージのあるYouTuberにおすすめのシェアハウスという珍しい物件も扱っているそうです。
飯塚隊員「シェアハウスいいじゃん、角ちゃん。日当たり良さそうだし。前からYouTuberになりたいって言ってたじゃん」
角田隊員「オレはYouTuberにはならないし、シェアハウスは嫁が賛成しないよ!」
アバターさん「まぁまぁ、ケンカしないで」
ということで「リック住宅センター」さん、ありがとうございました!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
東京03探検隊の3人にとって、今まで馴染みのなかった『中野ブロードウェイ』。今回、色々なお店でお話を聞き、この施設の持つ魅力を深く感じることができたようです。
コロナ禍が始まり1年以上経ちますが、まだまだ遠くに出掛けることがはばかられる昨今。こんな時だからこそ、近くにある場所の歴史や由来を見つめ直すと、今まで気づかなかった興味深い一面を発見できるのではないでしょうか。皆さんも、東京03探検隊を参考に、身近なスポットの魅力を探してみませんか?
ご協力いただいたショップの方々、お忙しいところありがとうございました。

取材協力店

・ホカクドウ(3階) 公式ページ
・A.ライセンス(2階)
・デイリーチコ(地下1階)
・リック住宅センター アバター営業所(1階) 公式ページ
中野ブロードウェイ
東京都中野区中野5-53
中野ブロードウェイ公式サイト
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