アメコミ店主、くらし守る 東松山・若松町商店会がチラシ

2021年4月3日 07時27分

商店主たちがヒーローに変身したチラシ

 新型コロナウイルスの影響で沈滞した空気を吹き飛ばそうと、東松山市若松町商店会は、商店主たちをアメリカンコミック(アメコミ)風のヒーローにしたチラシ「あなたのくらしをまもる! 若松町商店会ヒーローズ」を3日から配布する。ヒーローになった商店主を活躍させるカードゲームもホームページ(https://wakamatsusa.com/)で公開している。 (中里宏)
 商店主たちが目から光線を出したり、手から稲妻を放ったり。マンガの吹き出しに書かれたせりふのように「車のトラブルを解決」「主婦の味方だ!」「オシャレヘアは任せろ!」と店の特徴をアピールし、「SPECIAL!」の文字が入った店では二週間、独自のサービスを提供する。
 ユニークなチラシの出来栄えに、仕掛け人の一人、商店会の野沢憲幸副会長(52)は「どんなヒーローになりたいか各店に希望を聞いて、お任せの場合は私たちが作った」と満足そうだ。
 商店会は昨年、それまで七十、八十代だった役員トップが金子拓己会長(56)、小池恒義副会長(57)、野沢副会長の五十代トリオに若返った。これを機に「何か新しいことを始めよう。どうせなら面白いことを」と話し合ったのが始まりだった。
 商店会には約二十社が加盟するが、住宅地に点在する形で商店街としてのまとまったイメージは薄かったという。「店主の顔を出して面白みを加えたかった」と金子会長。「カラフルで表現も分かりやすい」と商店主たちをアメコミヒーローに見立てたチラシのアイデアが浮かび、今年に入って作成開始。デザイン会社と打ち合わせをするたびに色づかいも派手になっていった。
 ホームページでは、カード化した商店主ヒーローたちの特徴や能力を生かして、三つの「困り事」を大喜利形式で解決するストーリーを募集している(三十日まで)。応募はツイッターかメールで。優秀作品の十人に商品券が贈られる。
 金子さんらは「商店会の認知度を上げ、横の連携も強めていきたい」と話している。

アメコミ風チラシを作った東松山市若松町商店会の(右から)野沢憲幸さん、金子拓己さん、小池恒義さん=東松山市で

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