「ボルシチはウクライナ料理」ユネスコ遺産申請され、ロシアが不快感

2021年4月3日 16時00分
東スラブ系民族の伝統料理ボルシチ=小柳悠志撮影

東スラブ系民族の伝統料理ボルシチ=小柳悠志撮影

 【モスクワ=小柳悠志】ウクライナ外務省は3月30日、根菜のビーツを使ったスープ「ボルシチ」を、ウクライナ料理として国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されるよう申請したと発表した。世界的にロシア料理のイメージが強いボルシチだが、ウクライナが「本家」だとアピールする狙い。ロシアメディアが伝えた。
 ウクライナのトカチェンコ文化情報相は「ロシアの情報操作でも真実は変えられない。ボルシチはわれわれの料理だ」と表明。これに対し、ロシア下院国際問題委員会のパニナ委員は「ユネスコはイデオロギー的な決闘を嫌う。ウクライナの独占的な伝統料理と認められるかは疑わしい」と不快感を示した。
 ボルシチはウクライナやロシアなど東スラブ系民族の伝統料理。日本には昭和初期、中国・ハルビン経由でレシピがもたらされたとされる。

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