「密どら」でコロナをやっつけろ 東京未来大生と足立区の菓子店が開発、6日に発売

2021年4月3日 16時22分

東京未来大学の学生と喜田家が開発した「密どら」。蜂蜜もトッピングできる=いずれも足立区で

 足立区の東京未来大学(千住曙町)の学生と和菓子店「喜田家」(千住緑町1)が、「密」をテーマにしたどら焼き「密どら」を開発した。あんことバターに蜂蜜がぎゅっと詰まった密な仕上がりで、6日から発売する。新型コロナウイルスの感染拡大で「3密」回避が呼びかけられる中、「食べてコロナをやっつけよう」との思いを込めた。(砂上麻子)
 手掛けたのは、モチベーション行動科学部の森下一成教授の研究室に所属する学生。昨年1月、区内の企業見学ツアーで喜田家を訪問してどら焼きを試食し、さまざまな意見を出した。田口恵美子社長(74)は「若い世代の好みやアイデアを和菓子職人に聞かせたい」と学生との商品開発を提案した。

喜田家の田口社長(真ん中)と東京未来大学の学生

 学生たちは昨年9月から新商品作りに着手。コロナ禍で避けるよう呼びかけられた「密」に着目し、コンセプトとすることを思いついた。四年生の小野聡太さん(21)は「新型コロナで健康や命を奪われた人も少なくない。中身が詰まったどら焼きでコロナに打ち勝ちたい」と語る。
 蜂蜜を練り込んだどら焼きの皮には、「密」の焼き印。あんことバターの具には好みで蜂蜜をトッピングできるようにして、さらに「蜜」を付け足すことができる。
 先月30日には未来大の学生による試食があり、白あん、粒あん、こしあんの3種類を提供。「パンケーキみたい」と好評だった。
 3種類のうち1種類を販売する予定だが、この日は白あんと粒あんの人気が互角。開発した学生らは「どちらを販売するかは6日までのお楽しみ」としている。田口社長は「若い人が和菓子を食べるきっかけになってほしい」と期待を込めた。
 売り上げの一部は、医療従事者を支援するために寄付する予定。1個230円、蜂蜜付きは250円。北千住マルイなど、足立、荒川両区の喜田家11店舗で販売する。

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