北区内田康夫ミステリー文学賞 大賞は清水さんの「西ケ原」

2021年4月4日 07時10分

内田康夫ミステリー文学賞の大賞を受賞した清水さん(前列中央)、区長賞の伊東さん(同右)、審査員特別賞の青木さん(同左)=北区で(区提供)

 「第19回北区内田康夫ミステリー文学賞」の受賞作が決まり、大賞に都内在住の清水サトルさんの「西ケ原」が選ばれた。先月27日に区内の北とぴあで授賞式が行われた。 (砂上麻子)
 同賞は、区出身のミステリー作家で2018年に亡くなった内田康夫さんの協力を得て、02年に創設された。国内外から毎年多くの作品が寄せられ、プロの作家も輩出している。
 今回は、昨年4月から9月末までに237作品の応募があり、花川与惣太区長やミステリー関連出版社の編集者らによる選考委員会が審査。大賞、区長賞、審査員特別賞を選出した。
 大賞の清水さんは授賞式で「10年ほど前、作品のタイトルである北区の西ケ原に約半年間暮らしていたときに受けた印象をベースにして書いた」と作品について説明。「あきらめずに続けていれば、どこかで誰かが見てくれる、そのことを教えられた気がする」と受賞の喜びを語った。
 区長賞は伊東雅之さん(福岡県)の「不適切な指導」、審査員特別賞は青木杏樹さん(東京都)の「名もなきアンサンブル」。
 大賞作品は今後舞台化し、上演される予定。受賞作品はウェブ上の「Webジェイ・ノベル」に掲載され、印刷したブックレットも区役所で無料配布されている。

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