苦境の観光イチゴ園 加工品スイーツに活路 千葉市緑区・ガイヤファーム

2021年4月4日 07時12分

収穫したイチゴを加工したスイーツを販売している横田さん。スイーツは左からプリン、フォンダンショコラ、スムージー=千葉市緑区で

 新型コロナウイルス感染拡大の影響でイチゴ狩りの客足が落ち込む中、千葉市緑区の観光イチゴ園「ガイヤファーム」が、民間企業と連携し、収穫したイチゴを加工したスイーツを販売している。売れ行きは好調といい、運営する横田文人さん(55)は「(経営が厳しい中だが)加工品が助けになっている」と話す。
 同農園では、コロナの影響で昨年の三月から五月ごろまでイチゴ狩り営業を中止した。余ったイチゴの販路確保のため、目を付けたのは収穫したイチゴを加工したプリン。これまで農園を中心に販売していたが、農産物の販路開拓支援を行う「食育ネット」(千葉市中央区)の協力を得て販売場所を増やした。今年一月には再び同社などと連携し、イチゴが丸ごと入った洋菓子のフォンダンショコラや、すっきりとしたのど越しが特徴のイチゴスムージーを商品開発し販売を始めた。
 今年のイチゴ狩りの売り上げは例年の七割程度だが、農園内の直売所で販売しているスイーツは売り出し直後に完売になるほど人気だという。横田さんは「(経営が)コロナ前の状態に戻ることは難しくても、イチゴ狩り以外の部分でお客さんを増やせれば」と期待する。 (鈴木みのり)

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