台湾脱線、立ち席で被害拡大か 約120人、全員が倒れる

2021年4月4日 21時05分 (共同通信)
 台湾東部・花蓮県で起きた特急列車事故現場で4日、ディーゼル車(右)とショベルカーを使ってトンネル内から壊れた車両の撤去を進める作業員ら(中央通信社=共同)

 台湾東部・花蓮県で起きた特急列車事故現場で4日、ディーゼル車(右)とショベルカーを使ってトンネル内から壊れた車両の撤去を進める作業員ら(中央通信社=共同)

 【台北共同】台湾の特急列車脱線事故で、約120人が座席のない立ち席だったため人的被害が拡大したとの指摘が上がっている。台湾当局は因果関係を調べ、立ち席の制限を検討するとした。当局は4日、死者を51人から50人に修正し、負傷者は日本人2人を含む202人と発表した。
 事故は、死者を供養する祝日「清明節」の4連休の初日に当たる2日午前に発生。帰省や観光の旅客で混雑しており、乗客494人のうち122人が立ち席だった。列車は最高時速130キロで走行。目撃者によると、事故の瞬間、立ち席の人々は全員倒れたという。
 現場では夜を徹して車両撤去作業が続いている。

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