「女性管理職、理想は5割」東京・小平市初の女性市長へ、当選した小林さんが訴えていたこと

2021年4月5日 11時33分
 小平市長選で初当選した無所属新人の元市議小林洋子さん(48)=立民、共産、国民、小平・生活者ネットワーク推薦=は「女性管理職を増やす」などと主張していた。選挙期間中の訴えや人柄を紹介する。(林朋実)
=選挙期間中に東京新聞紙面に掲載した記事をWeb公開します=

◆「子育て問題、取り上げてきた」

小林洋子さん

 「市の女性管理職の割合を高めたい。理想は5割」。現状は18%で、歴代市長は全員が男性。「トップが女性になれば、意識改革が進む」と意気込む。
 小学生~大学生の4児の母で、市議を10年務めた。「小さな子の遊び場を増やしたり、教科書を学校に置いて帰ることを認めて小中学生の通学の負担を減らしたりした。子育てで感じた問題を議会で取り上げてきた」と活動を振り返る。
 4期で引退する小林正則市長の後継者を自任。「女性活躍やICT(情報通信技術)活用に力を入れる」と話す。ラジオキャスターの経験から、情報の伝え方にも関心が高い。「障害者の情報格差が気になる。音声版市報の内容を充実させるなどして改善したい」
(3月31日掲載)
 ◇  ◇

◆第一声でも「女性活躍」

 小平市長選が告示された3月28日も、小林さんは「女性がトップになることで、女性活躍を進めたい」と訴えていた。

公約を訴える小林洋子さん=3月28日、西武線花小金井駅前で

 小林さんは午後1時、西武新宿線花小金井駅前で第一声を上げた。歴代市長は全員男性であることから「女性がトップになることで、女性活躍を進めたい」と強調。「市長になったらすぐに手を付け、じっくり取り組みたい」と述べた。立憲民主党衆院議員や共産党参院議員、小平市議らが駆けつけた。
 4期続いた現市政を「一番の功績は市民参加を推進したこと。堅実な財政運営で市の借金を減らし、保育園を増やしたことも大きい」と評価。「この市政を引き継ぎ、さらに進めていきたい」と話した。
 ICT(情報通信技術)活用の推進と防災・減災も公約。「ICTは難しくて分からないという声もあるが、多くの手続きがオンラインで可能になれば、市役所が空いて職員に余裕ができる。パソコンなどを持たない人にとっても便利になる」と説いた。
<経歴>(元)市議・TBSラジオキャスター▽トラベルジャーナル旅行専門学校
<公約>・小林正則市長の政策を継承・男女共同参画をすすめる・ICT化をし新しい生活様式に・コロナ社会的弱者を守る
(3月29日掲載)

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