<新型コロナ>「東京も大阪のようになる」尾身会長が警告 首都圏の人出急増を懸念

2021年4月5日 19時50分
 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は5日の参院決算委員会で、大阪府での感染者増加に関し「東京も大阪のようになる可能性がある」と、東京都でも感染者が急増する可能性に言及した。(村上一樹)
 尾身氏は都内の1週間の新規感染者数が3週連続で前週を上回ったことや、変異株の割合の上昇、緊急事態宣言を解除した後の人出の増加を指摘。「影響がこれから1、2週間で出てくる。(大阪のような)状況を回避するためにどんな効果的な対策を打てるのか、真剣に検討すべき時期に入りつつある」と訴えた。

◆菅首相も「強い警戒感を持つこと必要」

 菅義偉首相も同委員会で「1都3県では人流が急増しており、今後感染の再拡大の懸念もある」と危惧した。全国の状況については「第4波といった全国的に大きなうねりとまではなっていないが、強い警戒感を持って対応することが必要だ」と語った。
 首相の国会出席は「まん延防止等重点措置」の大阪など3府県への適用後では初めて。大阪府や兵庫県の緊急事態宣言を2月末に解除した判断の是非については「2月下旬段階では感染者数も大きく減少し、病床の状況も改善して解除の基準を十分に満たしていた」と強調した。
 5日の東京都の新規感染者は249人で1週間前の234人より増えた。大阪府では341人の感染者が確認され、7日連続で東京を上回った。

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