<新型コロナ>高度な感染防止策した飲食店 県独自の認証制度検討へ 千葉市をモデル地域に

2021年4月7日 07時35分

就任後初の県対策本部会議であいさつする熊谷俊人知事(右)=県庁で

 熊谷俊人知事は六日、新型コロナウイルス対策として、高度な感染防止策を講じた飲食店に県がお墨付きを与える独自の「認証制度」の創設を検討すると表明した。「感染防止対策をさらに実効性あるものにして店に徹底してもらう」とし、認証店は時短営業の対象から外すなど制度奨励を図る。千葉市をモデル市に指定して試験的にスタートする方針。 (中谷秀樹)
 六日に開かれた就任後初の県対策本部会議で、認証制度の検討を指示した。山梨県が昨年創設した同様の「グリーン・ゾーン認証制度」を参考に、千葉県の地域事情を加味して研究や検討を進める。
 認証を受けた店を、時短要請の対象外としたり緩和するなど動機づけし、「メリハリの利いた感染防止対策を促進する」と強調した。
 席間隔の確保、空気洗浄機やアクリル板、カーテンの設置、アルコール消毒や体温計測の徹底など県が項目を定め、店側が対策を実施する。県や市町村の調査員が実地確認した上で、条件を満たす店に認証を与えるという。
 熊谷知事は、店側の感染対策に重きを置いた制度を検討する理由として、現行の時短要請と協力金制度の問題点を指摘。「時短が続くほど巨額の財源が飲食店だけのために注がれる。飲食店側も協力金の規模ではやっていけない大型店もある」と述べた。
 実施時期は未定だが、熊谷知事は千葉市長時代に担当部署に制度研究を指示していた経緯から、先行する千葉市をモデル地域とし、その後、東葛地域などに広げるとみられる。

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