<曇りのち晴れ>昔のようには…

2021年4月8日 07時40分
 自転車と逆上がりは一度マスターしてしまうと体が覚えているという。
 多摩川の河川敷を走っていた時、鉄棒が目に入った。子供のころ、逆上がりが得意だった。懐かしくて数十年ぶりにやってみると、見事、クルン。「やるな、私。まだ若いぜ」と思った瞬間、腹が! 腹が! 小学生の頃とは体重が違う。鉄棒が三段腹に食い込み、もん絶した。これが「断腸の思い」か。
 ことわざを、もう一題。近視でコンタクトレンズを使っているが、数年前から老眼がはなはだしい。裸眼か、コンタクトの上に老眼鏡をかけないと文字が読めなくなっている。
 困るのはマラソン大会。コンタクトで走ると、ゴール後にもらうチラシや、どこへ行けとか、ああしろこうしろの指示が読めない。
 走友会の先輩に相談したら「使い捨てコンタクトで走って、ゴールしたら片側だけ捨てろ」。遠くはコンタクトをした方の目で、書類は裸眼で読めば良い、と。なるほど。まさに「目からウロコ」。
 (宮崎美紀子、51歳)
      ◇
厚い曇り空でも雲の向こうには必ず青空がある−
そんな思いを胸に、記者が暮らしの出来事を綴(つづ)ります。

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